【 12月30日 】 伏せ込みアスパラ 出芽中
伏せ込みアスパラ 出芽中です。
現在、5cm程の長さです。収穫は、来年1月10日頃になるのでは?
電力計は、 928.8kwh
暖房の為に、今日まで 188.4kwhの電力をしようしています。
【 12月22日 】 伏せ込みアスパラ 試験
この冬は、正規の伏せ込み栽培用のアスパラ苗を200株程入手して、ビートハウスの中に設置。
みらいセンターや近隣の既栽培農家の方々の協力で試験栽培を行っています。
現在は、アスパラが地面に出ようとしているらしく、漸く地割れが見られる様になりました。
11月22日 アスパラ伏せ込み開始
26日 通電 温度設定10℃ 740.4kwhスタート
28日 ハウス内2重トンネル設置
12月 4日 温度設定 15℃ 744.5kwh
12日 温度設定 20℃ 788.6kwh
22日 地割れ始まる
【 12月 20日 】 根雪
12月5日未明から降り出した雪は、この冬の根雪になりました。 10月23日から何度か積雪状態にはなりましたが、その度に融けて畑が露出していました。 今回の積雪は、2週間積雪状態を保っています。
この冬は、除雪時の排雪で雪山を作らない様にしています。 例年だと、写真のハウスの畑側に雪山が出来るのですが、除雪機で吹き飛ばして除雪しています。
除雪してみると、畑の土がシバレていないのです。
【 12月 7日 】 不耕起栽培 と 有機質資材散布 畑の表面
左写真の右端に見づらいですが番号が付いています。①はビート跡、②は後作緑肥の跡、③はビートの跡。
雪が降る前に畑をどんな状態にして冬を越すか?まだまだ、悩むところです。特に、8月初めに小麦を収穫した後の緑肥の栽培跡は、以前は「プラウ」で土を起こして反転
していましたので表面がきれいになっています。でもここ何年も「プラウ」を使わなくなったのでいろいろと工夫しています。それが良いのか悪いのか?はわかりませんが。
①のビート跡は、「ソイルクランブラ」で表面が平らになった後に「サブソイラ」を普通に深く掛けています。
②の後作緑肥跡は「ロータリー」で緑肥を畑にすき込んだ後に「サブソイラ」を浅く速く掛けている為、デコボコしています。
③のビート跡は、初めから「サブソイラ」を浅く早く掛けた所。
中央の写真は、①と②の境目。写真中央から左が①。右が②。
右写真は、積雪状態の畑の表面。
今年は、有機質資材「醗酵鶏糞ペレット」や「脱脂糠」の散布方法も見直して、無理に根雪の上に散布しないで、散布後に土にすき込む様にしました。
周囲の人の作業を見ていても、よっぽど遅い時期でないと、せっかく雪の上に散布しても無雪状態になり、土にすき込む事もできずにいます。
また、春の雪融け時に微生物が表面で繁殖していても、乾燥して風に飛ばされる状態を見ていると、畑の土にすき込んで、目には見えないですが土の中で繁殖していてくれたら良いと考えました。
【 12月 4日 】 枝打ち作業
防風林の枝打ち作業をここ数日行っています。明日は降雪予定なので雪前に終わりにしたいものです。
【 11月 21~28日 】 アスパラの伏せ込み栽培
この時期になると思う事は、「農福連携」。 2010年から12年には、福祉施設のボイラー室で僅かですが栽培試験をさせて頂いていました。その後、成りを潜めていましたが、
今年、「農福連携」に言及する町議が現れた事と、たまたまこの時期、伏せ込み用の苗が200株程余ったので、私に声が掛かりました。
「苗が余っているのだけど作ってみない?高橋さんが作らなかったら投げるしかないんだよね…」
実際に作業を始めると作業の大変さにうんざり。写真の栽培面積は、本格的に栽培している人の13分の1くらいの面積でしかない。
苗床に電熱線を這わせて、断熱の枠で囲って土を入れてアスパラの苗を伏せ込んで行く。その後、トンネルを2重3重に設置。熱を保つ様にする。
後は、温度と水を管理して、アスパラが出てくるのを待つ。収穫は、12月中旬から来年1月末位だと思います。
「農福連携」で現在の美幌町では、福祉施設の方がサポ-トする人と共に農家に行って短時間でも作業させて貰う形をとっています。
私が思う「農福連携」は、障がいを持った方たちが主体になって自分たちで仕事を作り出して行く形。それに対して農業者、福祉関係者がサポートを行っていくもの。
その形を作るのに、私はアスパラの伏せ込み栽培が適しているのではないかと考えたのです。でも、実際にある程度の面積を手掛けただけでうんざりです。
大変な作業である事が判ったという事は、また一歩前進ですね。大変でない様に形を作れば良いのですから。
既に畑で養成している1年半苗の掘り上げから考えてみましょう。
・10月下旬 … 畑で、マルチビニールの取り外し。機械による掘り上げ。コンテナに収納。
・11月上旬 … 苗伏せ込み
・11月下旬 … 収穫始まる。 (始まってから1から2カ月間収穫)
・2月 伏せ込み床の片づけ
・2月下旬 … アスパラの種まき(次の苗の栽培養成)
・4月 … 鉢上げ
・6月 … 畑に移植(翌年の10月に掘り上げ)
・10月下旬 … 伏せ込み苗の掘り上げ
そして、全体の金銭の収支を確認する。
【 11月 11日 】 不耕起栽培 ビート跡
私が行っている作業方法が「不耕起栽培」になるのかどうかは定かではありませんが、少なくとも「プラウ」と言う土を反転させる機械を使わない作業方法をしている事は確かです。
これは栽培上の一つの手段として行っています。
収穫の終わった今時、あちこちの畑で、トラクタが「プラウ」と言う機械を引っ張って畑の土を起こして反転している場面を見かけます。耕起をすると作物の残渣物で散らかっていた畑の表面がきれいになり、
土の下になった残渣物は微生物等によって分解されてゆきます。そして次の秋に耕起をするとまた、土の下と上が入れ替わります。
私は、その耕起をしなくなりました。 毎年苦闘してできた栽培土壌(整ってきた環境)を積み重ねて行きたいのです。耕起をすることでリセットしたくないんです。
畑を作るのに使う機械は、心土破砕をする「サブソイラ」「ソイルクランブラ」。整地をする「ロータリー」「逆転ロータリー」などです。
写真左は、残渣物が大量に散乱するビートの収穫跡に「サブソイラ」を浅く高速で掛けた状態です。写真の中央から左が施工後、右は施工前です。
普通、「サブソイラ」は、深く低速で土を切る様にスジが入りますが、この時の施工方法は、土を起こすように浅く(写真中央)、まき散らすように速く走ります。結果として畝筋ができて残渣物と土が半分くらい混ざり合っています。
(写真右)。残渣物が土と混ざり合う事で微生物の働きで分解が進みます。
このまま、冬をこすも良し、時間があれば「サブソイラ」を深く低速でしっかりと施工します。
これが私の、ビートの収穫跡の畑の手入れ方法。
ビートの収穫跡⇒醗酵鶏糞ペレット散布⇒苦土タンカル散布⇒「サブソイラ」浅く早く⇒「サブソイラ」深くゆっくり⇒冬越し
【 11月 6日 】 倉庫の排水対策
芋の選別箱詰め場所と倉庫の入り口の間には水が貯まりやすく、作業に支障がある。一昨年は、倉庫の外壁に沿って排水溝を掘って効果はあったが、この春埋めてしまった人がいる。
先日の積雪が融けてまたぐちゃぐちゃになっている。思い切って水溜りから倉庫の入り口を通って倉庫裏の下水に抜ける溝を掘った。
そして、溝の中には砕石を詰めて溝を埋めました。さて、効果のほどは?
【 11月 4日 】 この秋初の 本格的な 雪景色
不思議ですね。 昨年と日にちが同じ。 初雪を確認したのは10月23日。本格的な雪景色になったのは11月4日。
昨夜ふりだした雨は雪に変わり、今朝は7cm程の積雪。そして降り続ける雪。午前中で止み、夕方には晴れました。
こんな日は、芋を保管していた倉庫の中で暗幕の取り外しを行いました。3,4カ月の芋仕様の作業が終わりました。
取り付け作業より取り外す作業は早いものです。
【 11月 3日 】 ハート の ビート
3日夜から雨そして積雪になる予報。 先月末の暴風雨による畑の湿りが取れ始め昨日から収穫を始めていましたが、
残った3町のビートの収穫作業を今朝から進めました。それでも、畑の水分が多く午前中は機械にビートや土・葉が詰まり機械を止める事が多く
昼頃から順調に作業出来る様になり夜8時まで掛かって畑内部のビートの収穫を終わらせ、畑の崖際の長さが不ぞろいの畝(孫畝)6本を残すだけになりました。
あと6本だから収穫してしまえば良いかと思われるかもしれませんが、夜の作業、危険な崖際なので敢えて残しました。
そんな日、機械の収穫作業で弾かれて畑に落ちているビートを拾っていた妻がこんな珍しいビートを見つけました。本体が癒着してしまったハートのビートです。
【 10月 27日 】 オジロワシ 下から失礼します
ビートの収穫中。視界に入った鳥。オジロワシ。機械を止めて、カメラを取り出し下からパチリ。
白い尾羽がはっきりと写りました。
【 10月 19日 】 強い霜 ・ 初氷
日本から遠いフィリピンの東海上で台風21号が北上し始めた頃、初霜は17日に確認していましたが本格的な霜を今朝確認しました。
屋根が白く輝き、畑一面白くなっている。
外へ出ると確かに寒い。珍しくスズメ達が犬小屋の塀の上に10羽程並んでいる。
庭の水溜りには初氷が張り落ち葉を閉じ込めている。
いよいよ我が家の農作業も最終番に入りました。
【 10月 18日 】 オジロワシ がやって来た
20日のビートの出荷に合わせてビートの収穫中。
10時頃作業の為に畑に向かうとビートの収穫跡に3個の黒い塊りが見える。タカだなとタカをくくっていたが近づいて一羽が飛び立ってすぐに喜びに変わった。
冬の使者 オジロワシ タカより流石に大きく表情も態度も勇壮。
20日出荷分のビートは無事に堀終わりました。
【 10月 9日 】 ビート(甜菜) の収穫始まりました
この秋のビートの出荷日程が決まりました。うちは、10町の畑で、10月20日に130トン。10月30日に270トン。11月末に270トン。
普通であれば、出荷の数日前に収穫するのですが、天気が不安定になる様子。また、雨に弱い畑があるので早めにビートの収穫を始めました。
先ずは畑の端堀。 機械が転回出来る様に畑の隅を手で収穫します。
【 10月 5日 】 シベリアからの冬の使者 白鳥の南下
9月20・22・23日に播種した秋播き小麦が発芽して畑が緑に見えてきた。 除草剤の散布作業のタイミングを図っていたが予定通り、今朝除草作業を行った。
朝7時、2回目の水と除草剤を散布機のタンクに入れて準備をしながらふと上空を見上げると、灰色の雲に筋がちらっと見えた。 よく見ると、白鳥らしい。かなりの上空を10羽が編隊
を組んで南へ飛んでいる。
この時期、北海道に白鳥がやって来る時期ですが、更に南下するのは早いかな? この所11月並みの寒気に覆われている北海道。
この寒気が抜けて行ったら白鳥たちは、「ちょっと早かったみたい。」と言いながらまた戻って来るのかな?
【 9月 27日 】 早くも 雪虫 が舞う
何やら白い小さな綿粒の様なものが目に付いた。小さな虫が光のかげんでその様に見えているのでなく確かに 「雪虫」でした。
1997年肉眼で見る事が出来た「ヘールボップ彗星」がやってきた年から生物指標を記録している。
その年の気象によって「雪虫」とか「カッコウ」「白鳥」「ヒバリ」などの特定の野鳥の飛来時期がどうなっているか?
或いは「初雪」「初霜」「遅い雪」「遅い霜」等の気象現象の発生日を記録しているのです。
「雪虫」は、10月5日以降24日の間に確認している記録が残っているが、9月27日に確認したのは初めてです。
如何に気象状況が異常であるか?
「雪虫が現れると、1週間後くらいに雪が降る」と言う。 降らない事が多いが、「寒い」ということです。
播種した「秋播き小麦」の生育、「ビート」の収穫が順調に出来ます様に。
芋の選別作業が終了して使用した機の整備をしていた晴れた日の午前の出来事。
【 9月 22日 】 秋播き小麦播種 (初めての夜作業)
秋播き小麦を播種する畑が3枚ある。 18日の台風18号通過以来20日の午後には早出し男爵を収穫した畑に小麦(ゆめちから)の播種を始めた。
畑の整地作業を手伝って頂いている方に、20日の10時からこの畑を一枚だけロータリーを掛ける様にお願いして私は小麦の播種準備を進める。
妻は、別の出面さんと芋の選別作業を進めてくれている。
午後2時から始めた小麦の播種作業、1枚畑の半分以上播種した頃、時間的予定外の雷雨の為夕方薄暗くなってから作業中止。
さて22日。雷雨の影響で湿っていた畑が乾き始め朝8時から整地作業を2枚3枚目とお願いした。
整地作業は順調に進んでいるが、私の方は、来年播種する種芋を運搬したり、小麦播種機の整備。しかも機械の故障(肥料が落ちない)に気付いて修理を始める。
原因は、雨で濡れた肥料が落ち口で固まっていた事。それでも修理するには、8割程入っていた肥料を全て抜いてからの作業だったので前回の続きの1枚目の畑の小麦播種を始めたのは午後2時でした。
整地の終わった2枚目の畑に入ったのは、夕方5時過ぎ。縦畝の両端の枕部分を明るいうちに済ませて縦畝では程なく暗くなってきました。月齢1程の細い月が西空に掛かっています。
今回の秋播き小麦の夜間の播種作業は、予定した事ではなく仕方なく夜になってしまった。
不思議な事は、9月上旬のビートの防除作業が仕事の都合で昼間に出来ないので、使用するトラクタの照明を明るいものに改善して置いた事が結果的に良かった。
ビートと小麦は同じトラクタを使用している為、迫りくる夕暮れに自然と対応する事ができ、夜9時半頃2町4反の2枚目の畑の小麦播種が終わった。
3枚目の畑は23日朝、2時間程の作業で終了。今回の秋播き小麦の播種作業を無事に終了できました。
【 9月 16・17・18日 】 農作業 と 台風18号 (初めての徹夜作業)
仕事(農作業)は、天気と時期、作業のやり易さ等を気に掛けています。
今時期は、芋の収穫・選別作業が終わりに近づき、秋播き小麦の播種作業を考える必要があります。
小麦を播種する為には大概、芋の収穫を完了させて小麦を播く様に畑を作っておかなくてはなりません。
18日には台風の影響で暴風雨の予報が出ています。
14・15日の雨天が終わって18日までに2日間しかありません。しかし、この2日間は畑に入れる天気なのか?
16・17日で残った8本の食用芋を収穫して、澱粉原料用の芋(2町4反)を収穫しなくてはなりません。
16日朝、澱粉芋の畑の端堀(収穫機が旋回出来る様に芋を手で拾って場所を空ける作業)の準備を始める頃、霧が深く白い太陽が林の間を昇り始めていた。
手伝いの人達が出勤してきて作業を始める頃には霧も消えていました。端堀を終えて、手伝いの人は、ビート畑の草取り。私と妻は、澱粉芋の収穫作業に取り掛かりました。
この日、澱粉芋の収穫は夜9時まで照明を付けて行いました。
17日朝、手伝いの人が来るまで澱粉芋を収穫していて、7時から8本の食用芋の収穫を始め12時に終了。その後澱粉芋の収穫を二人で始め堀終わりは23時。
台風の雨を前にして畑の排水性を良くしておく方が良い。夜24時、一旦家に上がり天気を確認。北海道に雨雲が入っていて明日朝には、雨がち。昼前には雨の予報。
夜中に再び外に出て心土破砕の機械を取り付けたトラクタで18日夜1時から小麦を播種する予定の芋畑に機械を入れ始めました。夜中だというのに4台のトラクタの灯りが動いているのが確認出来ました。
他の人も頑張っているんだ。トラクタの中で夜明けを迎え最後の畑に入る時には小雨が降り始めていましたが心土破砕は、トラクタが走れる間はまだ大丈夫。結局作業を完了させて朝8時を過ぎていました。
こちらに来て初めての徹夜作業でした。
【 7月 26日 】 つどうむ祭り と 望遠鏡
毎年この時期に、報徳小学校の跡地(報徳つどうむ会館)で夏祭りが行われています。
私が美幌町に来た頃は8校程あった小学校は、3校に統合されて子供たちの少なさを物語っています。
以前はお祭りでカラオケをするにしても歌うのは大人ばかり。今では、子供たちが半分以上。
そんな中、前々から子供たちに星を見せてあげたいと思いながらも何年も出来ないでいた。
今日は、部屋に置いてある望遠鏡(私が中学1年の5月28日に両親から買って貰ったもの、40数年経っている)を整備して、夕方薄暗くなってから祭り会場へ持って行き
グランドに設置。三日月と木星を子供たちに見て貰う事ができました。大人でも、実際に見る機会は無い様で初めてみる光景に感動していました。
永い年月を経て沢山の親子に自然界の星を見る機会を提供した望遠鏡。 両親も、まさかここまで役立つとは思っても居なかったでしょう。両親に感謝です。
【 7月 22日 】 野挿し ?
茶道で野点がある様に
花にも戸外、自然の中で行う 「野挿し」? があってもいい
左写真は芋の花「シャドー・クィーン」、中写真は「ホザキシモツケソウ」と「マルハナバチ」
自然界に置かれた野挿しの花。雰囲気が違います。
【 7月 10日 】 コウリンタンポポ
6月中旬頃からか、オレンジ色の花が目に付く様になる。 この所例年の事で、花の名前が気になっていた。
漸く名前が分かりました。
その名は 「コウリンタンポポ」。
黄色い花だと「キバナコウリンタンポポ」と言います。
ほんの20数年ですが、昆虫や植物の生活圏の変化を感じています。世の中がグローバル化に向かったのは私がサラリーマン時代の事ですが、
今、帰化植物のコウリンタンポポが物凄く目に付きます。そのタンポポの名の様に群落を作って拡大しています。
【 7月 8日 】 採蜜風景
20数年も居て初めて蜂蜜の採収の様子を見させて頂きました。
ヒマワリの草取りをしていると蜂箱のある方から人の気配。林の合間から覗くと蜂屋さんが作業をしています。
仕事を中断して軽トラでその現場へ行き仕事を見させて頂きました。
作業の流れとしては、「ガスで蜂を鎮静化させる」 「蜂の巣の板を回収」 「蜂の巣の板の異物を取り除く」
「蜂の巣板を分離機に掛ける」 「蜂の巣板を蜂箱に戻す」といった順序。
「知・覚・動・考」⇒「とも・かく・うご・こう」
世の中で結果を出す人は 「知・覚・動・考」 で動いて考える人。これが考えて動く人は中々結果が出せない様です。
その現実が、 20数年も居て初めて蜂蜜の…。
現場に立ち会えた僅かな時間が、貴重な大きな時間になりました。
【 6月 18日 】 アカシア と 養蜂家
6月16日、今年も和歌山県からの養蜂家がやってきました。
花の開花時期に合わせる様に内地から北上して来る訳ですが、丁度16日に美幌高校周辺のアカシアの花が咲き始めました。
巣箱から美幌高校までは3km程あるわけですが、農村地域でのハチへの危険は何と言っても農薬の殺虫剤。
今、「ネオニコチノイド系」の農薬がミツバチや人体へも悪影響を与えるとして問題になっています。
私の家ではこの系統の農薬を使わない様に気を付けています。
「アドマイヤー顆粒水和剤」 成分イミダクロプリド (ネオニコチノイド)
「アクタラ粒剤5」 成分チアメトキサム (ネオニコチノイド)
「アクタラ顆粒水溶剤」 成分チアメトキサム (ネオニコチノイド)
「モスピランSL液剤」 成分 アセタミプリド (ネオニコチノイド)
「ダントツ水溶剤」 成分 クロチアニジン (ネオニコチノイド)
「クルーザーFS30」 成分 チアメトキサム (ネオニコチノイド)
「スタークル顆粒水溶剤」 成分 ジノテフラン (ネオニコチノイド)
「モスピラン顆粒水溶剤」 成分 アセタミプリド (ネオニコチノイド)
「ベストガード粒剤」 成分 ニテンピラム (ネオニコチノイド)
【 6月 9日 】 ホワイトアスパラ から グリーンアスパラ へ 変身
5月21日にホワイトアスパラの遮光シートを剥いでから20日程。生えていたアスパラは白から赤紫、そして緑へと変わった。新しく出て来るアスパラは当然緑。
でも、光の当たらない土の中では白いのですよ。それが土から出る頃には、光が当たり始めホワイトからグリーンへと変化しているのです。
1本のアスパラで根本はホワイト、途中が紫、上はグリーンとなっていて、これが本当の3色アスパラ。でも、規格外になってしまいます。
ホワイトアスパラのハウス内の変身したグリーンアスパラは、春先に一生懸命に働いてくれていたのでこれからは倒れない様に成長させて、来年の為の養分エネルギーを根株に蓄える充電期間になります。
アスパラの根元には、有機JAS対応の有機質肥料100kgと成分100%の石灰40kgを散布して除草を兼ねて耕運機ですき込んでいます。
広い一般と有機の畑の中では中々見かけないミミズ。このエコファーマー認定のアスパラのハウスの土の中には結構なミミズがいるのです。でも、耕運機でミミズの命を大分奪ってしまいました。
またまた、ゴメン。
紫アスパラは、品種として固定されていて、土から出てきたら頭の先まで紫色になっています。 でも、茹でるとグリーンアスパラになってしまいますので生で彩に使うのがいいかも。
【 6月 4日 】 数字の不思議
数字の並びで不思議に思ったのは、8月6日・9日・12日・15日。長崎広島の原爆投下の日。日航ジャンボ機が墜落。そして終戦の日。3にまつわる並び。
北海道に来てから自分自身にまつわる数字の不思議は、「243」。
①まず左の3枚の写真の真ん中の私が牛に乗っている写真。 この牛は私に懐いた牛で番号が「243」。
②縁あって住む事になった美幌町、町内を網走から大空町美幌町、美幌峠を越えて屈斜路湖、別海町、根室市厚床まで走る「国道243」が通っている。
③近年気が付いた事では、美幌町稲美にある網走農業改良普及所脇の送電線の鉄塔の番号が「243」。
④数日前に気付いた事は、「243」。 これは「フシミ」と読めるという事。
私が気にしていた不思議な数字は、「フシミ」に由来しているのかもしれません。
【 6月 1日 】 自然農法畑の地蜘蛛の巣
芋の培土作業をしていると、時々畑に白い雲の様なものがあるのに気が付く。 トラクタから降りて観て見ると「蜘蛛の巣」なんだろうけど、親クモは見当たらない。
白い塊の下の一角に1mm程の茶色い粒々が30個ほどついている。親クモの糞かと思ったが、つついて見ると動きました。子クモだったのです。
正に、「クモの子を散らした様に…」の現場に出合った瞬間でした。
でも、培土作業をしているので埋まってしまいました。 ゴメン。
【 5月 21日 】 ホワイトアスパラ 収穫体験
今日は、朝6時から7時半まで 「 ホワイトアスパラ 収穫体験 」 の日。 申し込みゼロで、当日参加もゼロでした。
春の播き付けで忙しい中、夜に収穫出荷してきたホワイトアスパラ。毎年この時期になると「収穫体験を企画する事」を考えていました。
漸く今年、収穫最後の日を一般の人を対象に収穫体験を実施する事にしました。
参加者は居ない事は分かっていても準備は進めておきました。 関係者との会話の中で、「一般の人にとって6時は早いんだな。」
チャンスは、自分の都合で動くものではない。相手の都合に合わせてチャンスを掴み、自分のものとして行くこと。
ゼロの収穫体験終了後直にホワイトアスパラのシートを剥ぎ、アスパラを生育させる様に昼まで作業を行いました。シートの中は50度近い暑さでした。
ところで4枚目の写真。アスパラの畝に「 スギナ 」が凄いのです。 ⇒ スギナ は、酸性の土壌を好んで生育して、枯れた本体は「アルカリ性」です。
ということは ⇒ 今スギナが生えている場所は酸性ですが、 経年変化の中でその場所はアルカリ性になりスギナは生える事が出来なくなる。
要は ⇒ スギナ は、酸性化した土壌を アルカリ性に近づける働きがあるのですね。
雑草は、それぞれの働きを持ってその場所で生き、用が済めばいなくなる。 とは思っていても、実際問題…。
【 5月 19日 】 海別岳 斜里岳 藻琴山 の残雪模様
農作物の播種作業が順調に終わり、管理作業を行っています。 天気の良い日は、 南東の藻琴山、東の斜里岳、北東の海別岳、知床連山 を望む事が出来ます。 実際に見る山容は素晴らしいです。知床連山が見える日は感激ですね。
【 5月 11日 】 桜 と 白樺 と 柏
5月11日に一般の作物の播き付けが終了しました。そして、昼からは雨になり、今まで働いてくれた作業機を洗車しました。
仕事中に気が付いた景色。 5月5日に咲いた桜は、まだ咲いています。
桜が咲き始めた頃、新芽が膨らみ始めた白樺は今では新緑が桜のピンクと合っています。
そんな景色の中で、漸く枯葉を落とした柏。未だに葉っぱが出ないで寂しそう。
【 4月 30日 】 藻琴山 残雪模様
農作物の播種時期に藻琴山の山肌に「牛蒡締め」の残雪模様(青い模様)が現れる事に気が付いていましたが、「○」という漢字が浮き出て見えたのは初めての体験。
「○」の漢字が横向きになってしまっているので「良からぬ事があるのではないか?」と考えてしまいましたが、さて「○」の漢字は何でしょうか?
【 4月 27日 】 春雷
早出し男爵ととうやの播種作業が終わって次の畑へ移動する準備をしていた所、一転俄かに曇り一筋の稲光と雷鳴。
次の畑で作業を始めた頃には「あられ」が降り出した。芋の播種機の鎮圧ローラーに土が付く程に土が濡れ片道だけ無理に作業して止めにした。
止めにしたら陽射しと僅かな青空。俄雨をもたらした黒雲を見ると、顔の様な雲が笑っている様に見えた。
晴れたり曇ったり、雨や風。単なる気象現象とは思えない時もある。
【 4月 9日 】 ホワイトアスパラ
4月1日にハウス内アスパラに光を遮る遮光シートで2本のトンネルを作りました。この時点で10本のアスパラが頭を出していました。
あれから一週間。今朝様子を見る為に懐中電灯を携えてトンネルに入りました。南側と北側のトンネルがあって、南側の方が暖かい為アスパラが早くでます。
最初に出ているアスパラは色が(薄い緑やピンク)着いてしまい、出荷レベルにはなりません。出荷になるまであと一週間位かな?
三枚目の写真は、ハウス内の雑草の様子。特に北側のトンネルですが、スギナが針の山になっています。また、写真にはありませんがハコベが出芽して、細いモヤシ状態になっています。
【 3月 30日 】 大地のめざめ
俄か雪の翌日は朝から晴天。木々は樹氷状態。空の蒼に映えています。
30日には俄か雪はすっかり融けて午前中、雪融けの地面から水蒸気が白くゆらゆらと昇り始めました。
これを、地霊現象といっています。 大地が、春を感じて活動を始めました。
【 3月 28日 】 俄か雪
午後から数回の俄か雪が降った。夕方の俄か雪は、視界が100m位の凄さ。時間は30分位だったろうか。ビートの育苗ハウスの温度管理が大変な一日でした。 夕方には、日没間際の夕陽に雪景色が茜色に染まっていました。
【 3月 25日 】 蛇木の滝 尺度の変化
私が小学3年生(1969年)の体育の時間。秋の日の晴れた午後。シベリア抑留から無事に帰国した金井先生が授業をしていた。校門から何故jか父が歩いて来て
先生と話をして、私は直に帰る事になった。母の出産真近の妹が亡くなったのである。すぐに群馬県上野村の母の妹の家に行き数日間過ごしたが、葬儀が終わって行った所が蛇木の滝。
当時はここにマスの釣り池があった。私にとって、人の死は2人目でした。一人目は、小学1年か保育所の時。母が務める会社のおばあさん。秋の月のある夕刻。あばあさんの枕元に座っていました。
二人目が小学3年生。この時には、人が皆死ぬ事を知り、両親も私より先に無くなってしまう事を知った。葬儀が終わり普通の生活に戻ってからも夕方になると母から15円?貰ってフルーツ牛乳を買って飲んでいた。
寂しかったのである。この時期に見た「蛇木の滝」。私にはとても落差のある大きな滝に見えていた。
1981年21歳の年に、上野村楢原にある祖父の店に自転車で行った帰りにこの滝に立ち寄った。国道299号から「蛇木の滝」の小さな看板から100m程脇に入ると滝がありました。
でも、12年程の齢の経過は、滝の大きさを変えてしまっていました。滝が小さく見えるのです。
「蛇木の滝」 群馬県多野郡上野村を流れる神流川にある砂防堰堤の人工の滝で落差15m。
【 3月 7日 】 ビニールを貼り合わせるなんて
今、ビートの播種作業の準備中。ハウスの中の内張りビニールを一部張り替えました。
そのビニールを自分で作ってしまうのだから驚き。普通はサイズを指定して業者に注文する。 さて問題のビニールは、幅1.8m厚さ0.1mm長さ12mの物を横に4枚貼り合わせて
長さ12m幅7.2mに作っています。
作り方は、ビニールの貼り合わせる部分に両面テープを貼り、貼った後に低温でアイロンを掛けて融着させています。
新しいビニールに張り替えて、外したビニールは、ビート播種作業場所の水滴防止様に使っています。
【 3月 6日 】 こんな散歩があるんです
境界の高い土手下の積雪に毎年苦労している。 今年は、ちょっと変わった事をした。2月下旬に除雪機で土手の下を除雪してL字型で深さ90cm位の通路を作った。
その後に、土手の融雪の為に「わさび堆肥」を手で散布した。 あとは、積雪が下がったらまた除雪機で除雪する予定です。
この通路が犬たちの散歩コースになるとは面白い。 コースの入り口で犬たちを放してやるとコースの奥に向かって進んで行く。そして、行き止まり。
犬たちは雪の上に飛び出るかと思いきや、歩き辛い雪の上は嫌な様で来た道を戻るんですよね。
と言っても、私も一緒について行かないと奥まで行かないのですが。 犬たちに散歩をさせてもらっている私です。
【 2月 25日 】 キャメル... 怒らないで
だんな..何しているの? うん..ハウスの屋根を掛けているの。
最近、散歩に出かけていないよね!? 色々と忙しいからね..
仕事が終わったら散歩に連れていってくれないと、怒っちゃうからね!!
【 2月 25日 】 ホワイトアスパラ ハウス屋根掛け
ホワイトアスパラのハウスは、収穫終了後(5月下旬)に屋根のビニールを外し、現在は1m程の積雪に覆われています。 これから春の芽吹きに向けて、ハウスの屋根ビニールを掛けます。
前もってハウスの周囲を除雪したり、修繕したりしていますが、まだ修繕が終わっていません。
今朝は、昨日の午後の吹雪と打って変わって無風の暖かそうな日。修繕が終わっていない為、屋根を掛けるかどうか迷いながら8時から屋根ビニールを固定する為の90本の紐の準備を始めた。
9時半頃紐の準備が終わり屋根ビニールを掛け始めました。10時頃には、南風が吹き始め、例年より苦労して屋根を掛けています。風上側のビニールを何とかバネで固定しましたが風下側がバサバサとなびいています。
12時過ぎに風が弱まったのを見計らって屋根の上から予定外の紐9本ほどで所々、風に煽られているビニールを押さえつけて何とかバネで固定。
最後の仕上げは、最初に準備した屋根ビニールの固定用の紐を一気にハウスの屋根にかぶせて一本一本縛って固定して行きました。終了は15時。昼休みもしないで7時間で作業終了。
私にとっては、野菜ハウスの管理よりこのハウスの管理の方が価値ある大切な事なのです。 もう、犬たちの散歩をする気力も残っていない。 ごめん。
【 2月 11日 】 初めての屋根修繕!! 建国記念日
屋根の記事が多い今日この頃。 この所、降雪が少ないのです。内地の日本海側で大雪の予報が出ていますが、こちらは、雪がちらつく程度。
先月27日に壊れたアーケード状の屋根。 当初、撤去する予定でしたが、数年でも持ちこたえる事が出来れば都合が良いので昨日、今日と修繕を行いました。
昨日は、屋根の梁の折れ曲がった部分をパレット毎リフトで少しずつ押し上げて下にパレットを足して行きパレット20枚で屋根を支えました。その後、屋根に上り屋根を吊るワイヤーロープを交換設置しました。
使ったワイヤーは太さ12mmの物を27m位。
今日11日は、屋根の上に張ってあるメインワイヤーから垂れ下がる2本のワイヤーを、屋根を下から押し上げて固定しました。
これで今回の修繕作業は終了。あと考えている修繕は、屋根の梁の折れ曲がった鋼材を、別の鋼材を添わせて補強する予定ですが、それは当分後。
それまでパレットをあてがって置きます。
丁度、羽田からの飛行機JAL747が修繕中の屋根を滑走路と間違えて?侵入して来ましたが高度が高すぎるので、女満別空港へ着陸する様です。
【 2月 8日 】 自家用ビニールハウス 屋根掛け
季節が到来すると、その時期に適した カッコウが鳴く。……???
高齢者・障がい者福祉と農作業。 軽微な農作業が高齢者や障がい者へ身体・精神的に寄与する機能維持の力を私も認めています。
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私は、ホワイトアスパラを生産するためのビニールハウス(100坪)の屋根掛けを例年2月下旬に行っています。
【 2月 5日 】 樹氷の朝
2月2日網走沿岸で流氷が接岸した。流氷初日。 流石に冷え込みがきつくなった。
5日は、朝から快晴。冷え込みも半端じゃない。
ガラスには、氷の模様が浮き出て、周囲の木々は、樹氷状態。
こんな中、野菜とアスパラのビニールハウスに屋根を掛けるために、周囲の除雪を進めて準備をしています。
【 2月 1日 】 森 の 夜 の 出来事
ビニールハウスの周囲の除雪をしている間、犬たちを陽当たりの良い場所に繋ぎ、午後から「かんじき」を持って散歩に連れ出す。
以前の足跡はすっかり消え、「かんじき」の役立つ積雪状態。 雪面に残された動物たちの足跡が昨夜の出来事を物語る。
足跡の殆どは、ウサギとキツネ。 左の写真は、ウサギとキツネの足跡が写っています。 ウサギは左上に向かってゆっくりと移動しています。キツネとは、ここにいた時間が違います。
中の写真のウサギは普通の速さで左へ向かっています。 ウサギの足跡は、後ろ足が横に並んで、前足が縦に並び「 Y 」の字の連続になっています。
足が着地した場合、雪穴の周囲はシャープに切れ込み、ジャンプした時に足先で雪を掻いてしまう跡が残ります。その状態を見て進行方向を判断します。
また、進む速さは早くなるほど前と後ろの足跡の間隔が広くなります。
右の写真は、ウサギが何らかの危険を感じて一生懸命に森の中から左下へ走った様です。足跡の間隔が延びて、雪を搔いた跡が緊急性を表しています。
【 1月 27日 】 屋根が落ちた!! や~ねぇ~
急速に発達する低気圧が北海道の北を通過するため、南の暖かい風が吹き雪融けが進んでいます。まだ、寒の最中の一月。
この冬は、屋根の雪が落ちないで降り積もる一方だと思っていたのに、今日は暖かさで屋根の厚い雪が落ち始めている。
屋根の雪が落ちてから除雪をするつもりで小麦の選別作業をしていると雪が落ちる音がし始め、
様子を見に行くと雪の他に屋根まで落ちていた。落ちたと言っても、鋼材が折れ曲がって地上2.5m位のところでくの字に折れ曲がっている。
リフトを走らせるために除雪をして、リフトでパレットを十数枚積み上げて、曲がった部分にあてがって押さえにしました。
この屋根は、合間を見て取り外すつもりでいます。
【 1月 14日 】 網走湖 氷上ワカサギ釣り
網走湖が結氷して白い雪原となり 氷上ワカサギ釣りの季節になりました。 ホテル網走湖荘からの景色。国道を走りながら眺める事が出来るカラフルなテント群。でも写真が撮れないのでホテルの駐車場に車を止めて撮影。
【 1月 1日 】 2017年 初日の出 (藻琴山)
2017年 新年明けましておめでとうございます。 今年も楽しい想いをお伝えします。